姫新線の林野から片上鉄道の廃線跡を利用したサイクリングロードを通り、日生の漁港に行ってきました。去年の話なので忘れてしまったことも多いのですが、見どころが多く記事にしたかったので。
林野駅から大山展望台へ
街を見下ろすのが好きなので、林野駅を降りて早速展望台に登ることにしました。
林野駅は湯郷温泉の最寄りでもあり、タクシー乗り場などがあります。存続の危機に立たされている姫新線のローカルな駅です。
展望台へ坂を登ります。
展望台からは湯郷温泉の街並みが見下ろせました。
片上鉄道跡のサイクリングロードへ
サイクリングロードに合流するため、吉野川沿いを下ります。
片上鉄道は同和鉱業の路線で、鉱山から片上港へ鉱物の運搬に使用されていました。近隣住民の足としても活用されていたらしい。1991年に廃止され、今はサイクリングロードとして利用されています。
サイクリングリードには当時の駅舎やトンネルが残されています。休憩がてら駅舎に寄り写真を撮っていました。道は鉄道路だけあって線形もよく、坂も少ないので走りやすい。
夕立受山展望公園へ
片上鉄道のサイクリングロードを南へ下ると海に突き当たります。そこで前から気になっていた展望台へ。この展望台に行くには、かなりの急な坂を登り中腹の駐車場へ行き、そこから軽い登山をする必要があります。
展望台にはちょっとした高台もあり瀬戸内が見渡せます。
瀬戸内の穏やかな景色に癒され1時間ぐらい滞在してしまいました。その間だれも来ず、高台を独り占めしていました。
日生へ
神戸から岡山に至る国道250号線を走り日生に向かいます。日生はたくさんの島があり、たまに自転車で島めぐりをしていた思い出の地です。
日生周辺の魅力は現役の国道沿いに昔ながらの街並みが広がっていることです。海と山が近く鉄道が走る地形が、新しい道路を作ることを拒んだのでしょう。
まがりくねった道と昔ながらの街並み、にぎやかな国道の組み合わせがとても良いです。
日生の昔ながらの集落が残っている地域に向かいます。途中でおばあちゃんがカキを焼いていました。ここら辺はカキオコの店も多く、季節になったらもう一度行ってみたいです。
岸壁に花が飾られていたり、生活感があります。
すぐ近くに山陽本線の日生駅があります。日生駅から姫路駅まで1時間。アクセスが良いので神戸のよどんだ瀬戸内に飽き飽きした人におすすめです。