Part1はこちら
以前から行ってみたかった増毛に向かいます。
2016年まで留萌本線の終点は増毛駅でした。1955年ごろまではニシン輸送で盛況だったようです。今や留萌駅も廃駅となり、深川~石狩沼田が残るのみです。
気になったので1968年10月の時刻表で確認すると
急行ましけ:増毛6:56発、留萌7:30発、札幌10:22着
や幌延まで行ける急行るもいなど様々な列車があったのがわかります。昔は北海道中を鉄道で旅することができたようです。
増毛駅跡周辺
増毛は高倉健主演の「駅 STATION」の影響か若干観光地化されています。
駅周辺には昔ながらの建物が残っています。
増毛ではお昼を食べました。せっかくなので海鮮丼にしました。
そして最北の酒造として有名な国稀(くにまれ)に行きました。
ここで買った梅酒がとてもおいしかったです。北海道産の梅を使っているようです。
知らない街に来ていつもするのは地元のスーパーに寄ることです。
ドアが二重になっていて雪国を感じました。ちょっとしたお菓子を購入しました。
増毛の町を散策(商店街など)
バスまで時間があったので増毛の町を歩きます。外を歩いている人はほぼいないので否応なく目立ちます。
銭湯跡も残っています。こんなに寒い地域で銭湯は貴重な存在だったろうと思います。
駅前が一番栄えているのかと思いきや少し離れたところに商店街がありました。
雪の商店街はいいですよね。
増毛駅跡に戻りバスで留萌に向かいます。増毛駅では駅名板の前で男性に写真を撮ってほしいと頼まれました。「増毛」を願う上司に送るそうです。
留萌
留萌は去年も行きました。
去年はぎりぎり留萌本線が留萌まで伸びていたのですが、今は廃線となり、留萌駅は廃止となりました。
深川方面のバスが来るまで時間があったので、留萌駅前の喫茶店に入りました。
明かりが灯っていない留萌駅を見ると廃駅となった実感がわく。
深川方面の路線バスを待合所で待ちます。このとき「基本情報」試験前だったので待合室ではお勉強していました。
深川駅までバスで移動し、駅近くの旅館に入りました。当日だったのにも関わらず夕飯まで用意していただきとてもありがたかったです。
昔は深川も留萌へ行く漁業関係者でにぎわったようです。今も繁華街は残っており、農業が街を支えているそうです。
旭川編へ続く
------------------------------------------------------------
冬になると聞きたくなる曲です。記憶が捏造されることで有名ですね