いっぴきこあらの大冒険

ロードバイクで鄙びた集落を巡るブログ

【北海道】日本海側の鄙びた漁村を巡る1(大別苅)

大雪の日本海

本来の予定は
金曜日:夜新千歳着。終電で旭川
土曜日:旭川から宗谷本線始発で豊富へ。日本海側の天塩の旅館に宿泊
日曜日:天塩から路線バスを乗り継ぎ旭川経由で新千歳へ
でした。

本来の予定

実際は
金曜日:夜新千歳着。飛行機が遅延。終電を逃し札幌へ
土曜日:札幌から高速バスで羽幌へ。翌日バスが運休するとのことで留萌で下車させてもらう。大別苅や増毛を散策し深川へ
日曜日:旭川周辺を散策し新千歳へ
でした。

実際の旅程

日曜日は本当に雪がすごかったみたいです。留萌で降りず天塩まで行っていたら確実に帰れなくなっていました。

www3.nhk.or.jp

 

札幌から留萌へ

夜にすすきのに到着

飛行機が一時間近く遅れたため急遽札幌の宿をとりました。翌日、高速バスと路線バスを乗り継いで日本海側から手塩に行こうと思っていました。日曜日は大雪が予定されて今したが、去年大雪の際にもバスが動いていたため大丈夫だろうと考えていました。

翌朝羽幌行きの高速バス乗り場に向かいます。

すすきのはホストの広告が多くおもしろい

去年は羽幌に向かう高速バスはこの時代に電話予約という形でしたが、今回はネット予約ができました。

secure.j-bus.co.jp

バス乗り場には20人ほどが並んでいました。

特急はぼろ号に乗り込む

はぼろ号の車内

車窓には雪

バスに乗り込む際、運転手さんに「明日札幌行の高速バスは運休ですが大丈夫ですか?」と確認されました。路線バスは動くだろうと考え乗り込みました。

乗車後、沿岸バスのTwitterを確認すると、8:30に発表があるとのことで待つことに。

ダメでした。。。ネット上では「あの沿岸バスが運休するのは相当やばい」的な声が上がっていました。
土曜日中には旭川の近くまで帰った方がよさそうだったため、運転手さんに留萌で降りる旨を伝え、天塩の旅館をキャンセルしました。旅館の方もその方がいいとおっしゃっていました。

本当にとんでもない雪だったようです。

どうするかバスの中で考えることに。前に読んだ宮脇俊三の「ローカルバスの終点へ」がおもしろかったので、それに倣い大別苅という集落に向かうことにしました(本当の終点はまだ先のバス停なのですが)。

はぼろ号の車内、運転手さんのアナウンスが印象的でした。普段はアナウンスは全部自動音声でええやんと思っているのですが。。。公共交通機関としてのプライドを持って乗務されているように感じられ旅情がより一層深まりました。

留萌で下車
留萌から大別苅へ

留萌からは増毛経由の路線バスで大別苅に向かいます。気温は当たり前のように氷点下でめちゃくちゃ寒かったです。

留萌から増毛方面の路線バスに乗り込む

シャッターの「忘れないで」の文字が物寂しい

日本海沿いを走る

バスはほどなくして大別苅に到着します。大別苅まで行ったのは私だけでした。

大別苅で降りる

大別苅の国道沿いの街並み

商店もあったようです

海の方に降り漁港へと向かいます。

漁港へ向かう

向かいには崖が見えます。カムイエ岬と呼ばれる岬が奥にあり、昔から交通の難所とされていたようです。

www.hokkaido-np.co.jp

進むと別苅漁港が見えてきます。自分が見たかった冬の北海道の鄙びた漁港が現れました。崖のふもとでドンつまりのロケーションと雪、鄙びた感じがとても好きでした。

崖のふもとに見えるのが別苅漁港

漁港に近づいていきます。雪の中の空気はおいしい。

船が泊められている

漁港では作業されている方がいらっしゃいました。寂しい漁港ですが完全に無人ではありません。

作業をされている人がいた

自動販売機場」

漁港内

滞在時間は帰りのバスが来るまでの1時間。一通り歩いた後バス停に戻りました。

大別苅のバス停

つらら

バスが少し遅れていました。雪国でバスが遅れるとめちゃくちゃ不安になりますね。バスに乗り込むとバス停の利用者数を記録するためか、運転手さんが何か書き込んでいました。

乗客は自分だけのバスで増毛に向かう

増毛編に続く

ippikikoala.hatenablog.com

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今更BiSHにはまりつつあります。

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