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外房の漁村へ
峠を越え勝浦市に入り道を下ります。時折田んぼや畑があります。千葉県は田んぼが多く、米の生産量は全国9位なのが驚きです。岩手や富山より生産量が多い。
千葉とは言え、田舎は空き家が多いことに驚きました。四国のような大都市とのアクセスが悪い場所は分かるのですが。。。
房総を走る国道128号線沿いの街を巡ります。現役の国道ですがバイパスが並行して走っているので交通量は少ないです。
房総なのですぐ近くには青い海があります。いつもどんよりした暗い東京湾を見ているので新鮮な気持ちです。
大沢集落へ
谷間に作られた集落の上をバイパスが通る風景で有名な大沢集落へ向かいます。勝浦側からの旧道は通行止め、明治時代から残る旧道も人が通れるような状況ではありませんでした。しかし、バイパス(自転車も通行可)によって鴨川側からもアクセスできました。
集落は空き家も多く人は少なかったですが、釣り客が多数訪れているようです。
集落と海の間をバイパスが通っています。建設の際住民はどういう気持ちだったのだろう。今の交通量を考えると旧道はかなり混雑していたと推測できるので逆に安心した人もいたのかもしれません。
外房線の高架も集落を通っており、味のある景色になっていました。
集落にはお寺があり、高い位置から見渡すことができます。バイパスの交通量は多く、その下にある集落は別の世界のように感じました。
東京から近い千葉にこんな漁村があったとは驚きです。前に行った太海もいい味を出していましたがここはもっと秘境感がありました。意外と千葉もおもしろいので今後まわってみたいです。
この後行川アイランド駅から外房線で帰りました。昔は本当に行川アイランドがあったのですが、閉園した今では周りに何もない「秘境駅」として有名です。